ミラノ在住の日本人女性とデンマーク人男性のデザインデュオ、イノダ＋スバイエのデザインによるDC09
3DCADとそれに連動したNCで削りだし、最後に人が手をかけてつくり上げる、現在だからこそ製作可能な椅子。
椅子の文化が歴史の長いヨーロッパでも評価が高く、実はその殆どが輸出されているらしい…..

無垢座ながら長時間の座っていても負担がかからないように、人の体に合わせ機能と美しさを両立、すべてのパーツは曲げではなく、3次のNCを使い無垢材から削りだされた上、一点一点、人の手間をかけ組み上げてつくられる。３次元CADでデザインし、それを元に削りだされたDC09は、1/1の試作を作りそれに座っては削るを繰り返しデザインを練り上げた現代の技術と人の手間を惜しむ事なく使い製作された椅子。高度な製造工程を経て作られたDC09は、従来の無垢材の椅子のイメージを払拭するほどの、あたりのない包まれるようなその座り心地、はじめて座った方が思わず微笑んでしまうほど。